富岡駅の近く、旧サンライズインとみおかのすぐ隣に、築およそ120年にもなる趣きのある古民家があります。
長い年月を経てきたその建物は、どこか懐かしく、足を踏み入れるだけでゆったりとした時間が流れているように感じられる、そんな素敵な空間です。
その古民家では、毎年この時期になると「ひな祭り」の展示が行われています。
中に入ってまず目を引くのが豪華な雛壇飾りです。
段ごとに丁寧に並べられた雛人形たちはとても華やかで、ひとつひとつの表情や衣装の細やかさに見入ってしまいます。

また、伝統的な雛人形だけではなく、かわり雛として飾られている「こけしのおひなさま」もあり、これがまた可愛らしくて、思わずほっこりした気持ちになります。
さらに興味深いのは「雛人形」だけではなく、「端午の節句」に関する展示も一緒に楽しめるところです。
立派な甲冑や兜、弓矢なども飾られていて、日本の伝統行事の奥深さを感じることができます。
ひとつの場所で季節の異なる文化に触れられるのはなかなか貴重な体験だと思います。
そして、この古民家では立礼卓でお抹茶をいただくこともできるんです。
落ち着いた和の空間の中でいただく一服は格別で、展示を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせるのも大きな魅力のひとつです。
展示は2月から3月初めにかけての土曜日と日曜日に開催されていました。
期間は限られていますが、その分、訪れたときの特別感もひとしおです。
また次の「ひな祭り」の時期には、ぜひ足を運んでみて下さい。
きっと、心がほっとするような温かい時間を過ごせると思いますよ。
