メディカルフィットネス「Re-Birth(リバース)」 – とみおかくらし情報館
おしゃべりしているうちに、気がつくとコミュニティが広がっていく、そんな場所になっていると感じます。

メディカルフィットネス「Re-Birth(リバース)」

Re-Birth
田丸 友理さん

自然と会話が生まれる場所

富岡町にある「トータルサポートセンターとみおか」は、地域の人が集い、交流するための拠点として整備された施設です。

館内にはメディカルフィットネス「Re-Birth(リバース)」や「Re-Birth cafe(リバースカフェ)」が併設され、健康づくりや交流の場として多くの町民が利用しています。施設のコンセプトは、多くの人々が集い憩いの場となる、人と人、人と地域をつなぎ福祉・介護・交流を提供する、いわゆるサードプレイスのような存在になることを目標としています。
運動をする人、カフェでゆっくり過ごす人、おしゃべりを楽しみに来る人。それぞれの目的で人が集まり、気づけば自然と会話が生まれているような、そんな場所になっています。

利用者が主体の施設

施設にはワークショップルームとミーティングルームがあり、どちらも無料で利用可能です。事前に予約していただければ、空いている時間はどなたでも利用できます。

ワークショップルームでは、ダンスの練習やよさこい、太鼓の練習など、さまざまな活動が行われています。スピーカーを持ち込んでイベントを企画し、その場で披露してくださることもあります。
キッチン設備もあり、管理栄養士監修の料理教室を開催したり、親子でパンケーキを作りたいという方が利用されたりすることもあります。
ミーティングルームは、会社の会議や打ち合わせで使われることが多く、役場の方が会議で利用することもあります。施設としてイベントを企画することもありますが、どちらかというと利用される方が主体で使っていただいていることが多いですね。

健康にもおいしいカフェ

メディカルフィットネス「Re-Birth」は、医学的・科学的根拠を基に、経験豊富な理学療法士やスポーツ系トレーナー、栄養管理のプロフェッショナルである管理栄養士がスタッフとして常駐しております。理学療法士が個別のお悩みにご対応させていただくパーソナルトレーニングやヨガ・ピラティス・コンディショニング等の多数のグループプログラムもご提供しております。各マシンは、ご入会時・施設ご使用時にあらかじめ重さや回数・休息等がプログラムされておりますので、初心者の方や高齢の方も安心してご利用いただけます。

カフェでは、管理栄養士が監修したメニューを提供しています。グルテンフリーやGI値、カロリーなどを意識した、健康志向のメニューが中心です。
スムージーも人気で、特に「バナナベリーヨーグルト」はよく出ますね。子どもから大人まで、幅広い世代の方に選んでいただいています。
最近は口コミで来てくださる新しいお客さんも増えていて、「おいしいと聞いて来ました」と声をかけていただくこともあります。

運動をきっかけに広がる輪

この施設の特徴は、Re-Birthのコンセプトでもある健康について「学び」「相談ができ」「体験ができる」を通しながら、共通の心身に対するお悩みや目標に対して、運動が一つのきっかけとなり、人が集い交流が生まれているところだと思います。
グループレッスンに参加しているうちに、知らない人同士でも少しずつ会話が生まれていきます。休憩の時間になると、カフェでお茶を飲みながら話をしたり、そのまま女子会のような雰囲気になったりすることもあります。
最初は一人で来ていた方でも、通っているうちに顔なじみが増えていく。そんな様子を見ていると、この場所が人と人をつなぐきっかけになっているのかなと感じることがあります。
スタッフが特別に仲介しているわけではないのですが、自然とグループができていたり、会話が広がっていたりするんです。運動をきっかけに、少しずつコミュニティができていくような、そんな空気があります。

世代を越えて広がる会話

利用されている方の中には、移住してきた方も多くいらっしゃいます。体感としては、フィットネスに通われている方の2〜3割ほどは移住者の方ではないかなと感じることもあります。最初は一人で来られる方も多いのですが、通っているうちに自然と知り合いが増えていくようです。
「一人でぽつんとしてしまうのではと思っていたけれど、すぐ友達ができました」と話してくださった方もいました。日中は高齢の方の利用が多く、夜になると仕事帰りの若い世代の方も来られます。世代は違っていても、同じレッスンに参加したりカフェで話をしたりするうちに、自然と会話が生まれることもあります。
移住してきたばかりの方にとっては、地域の人と出会える場所があるということ自体が安心につながるのかもしれません。ここでは、年齢や立場に関係なく、少しずつ人とのつながりを作っていける。そんな空間になっていると感じています。

パワフル 富岡

利用されている方を見ていて感じるのは、富岡の方のパワフルさですね。トレーニングのマシンでも、若い世代より高齢の方のほうが重い重量を扱えることもあり、長年の生活の中で培われてきた体力に、トレーニングで筋力が加わって、本当にパワフルだなと思うことがあります。
また、毎週土曜日には交流サロンも開催しています。健康や栄養の話をテーマにしていますが、参加される方の関心が高く、質問が次々と出てくることも多いですね。話をしているうちに、気がつけば栄養教室のようになっていることもあります。
こうした様子を見ていると、健康や食事について関心を持っている方が多いと感じます。この場所が、健康について学んだり、情報を共有したりするきっかけにもなっているのかもしれません。

富岡の元気を支える場

将来的には、この施設を中心にしたイベントもできたらいいなと考えています。キッチンカーを呼んだり、外にテントを張ったりして、敷地全体を使ったお祭りのようなものです。富岡といえばこのイベントと言われるようなものができたら面白いですね。施設はまだ始まって間もないですが、高齢の利用者の方から、ここがなくなると困ると言っていただくことも多くあります。そうした期待を裏切らないよう、これからもサポートを続けていきたいと思っています。

そして、これは個人的な思いでもありますが、ここに来れば孤立することはないと思っています。おしゃべりしているうちに、気がつくとコミュニティが広がっていく、そんな場所になっていると感じます。富岡の人は本当にあたたかい方が多いので、移住してきた方も、どうか心配しないで来てほしいですね。

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